12月定例議会街頭報告会

2015年12月18日

本日、12月定例議会が閉会となりました。 愛知県議会12月定例議会のご報告です。

12月定例議会は、12月1日から18日まで開かれ、総額20億523万余円の補正予算と67億余円の債務負担行為、20件の条例関係議案やその他の67件の議案を可決成立させました。

また、わたくしも決算委員として審議を行いました平成26年度愛知県一般会計、特別会計決算、同公営企業会計決算を認定し、「子どもたちへのゆきとどいた教育について」や「子宮頸がん予防ワクチンの副反応被害者の早期救済について」をはじめとする6件の意見書を採択し、国関係機関へ送付しました。

 

そして、12月4日には初めての一般質問を行いました。

私は、「いじめが多かった」との遺書を残し中学一年生の少年が、その尊い命を自ら断ってしまう大変痛ましい名古屋市内の重大事案を受け、本県の「いじめ防止基本方針」の見直し、新たに策定される「教育に関するアクションプランⅢ」へ抜本的対策を取り入れるよう、提言と質問をしました。

これに対し、県は「重大事態はどの学校においても起きうる」という危機感を強め、スーパーバイザー、いじめ対策支援チームを現場へ派遣し、いじめ解消に向けて児童生徒の更なる心のケアの援助、助言を迅速かつ的確に行うと答弁しました。

 

また、心豊かな児童育成事業の観点から、子供たちが使用する公共運動施設が申し込み、抽選方法等、大変厳しい状況にある実情を訴え、「優先利用制度」の導入等の提案を示し今後の運営について質したが、教育長、建設部長からは、公平性を確保していくためには青少年への優先利用制度を新たに取り入れる事は難しいという回答でありました。

しかし、最高6000倍を超える倍率での申し込み状況は異常であり、今後の改善を求め、スポーツ大国あいちの将来を担っていく子供たちの目線に立った優先利用制度の導入に向け努力するよう強く要望をしました。

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(中日新聞朝刊12月5日付)

決算委員会の委員として、また一般質問の準備と大変目まぐるしい2か月間でございましたが、勉強になることも多く、今後の県政活動、政治活動に生かしていきたいと思います。

暖冬と言われる今年ですが、ここ数日急に寒さがやってきました。年末、新年に向け、体調には十分ご留意ください。

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(栄メルサ前にて、民主党愛知県議団12月定例議会街頭報告会の様子)